05.07.2021

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Molteni&C|Dadaから新カタログHOME 2021をお届けします。建築とデザインの調和をとりながら、それぞれが互いに引き立て合うエレガントな新コレクションをご紹介します。

New Collection

イタリア建築界の二大巨匠Ignazio Gardella（イグナツィオ・ガルデッラ）とCarlo Scarpa（カルロ・スカルパ）へのオマージュ。

私たちのクリエイティブディレクター Vincent Van Duysen（ヴィンセント・ヴァン・ドゥイセン）は、イタリアの建築/デザイン界の隆盛期を代表する二人の主役へのオマージュとして、Molteni&C|Dada 2021ストーリープロジェクトをデザインしました。
Ignazio Gardella（イグナツィオ・ガルデッラ）とCarlo Scarpa（カルロ・スカルパ）は、同時期に、それぞれの芸術的言語を使って活動した、イタリア合理主義革命に端を発するモダニズム運動の雄弁な解釈者です。

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Ignazio Gardella

Ignazio Gardella（イグナツィオ・ガルデッラ）は、素材へのこだわりやそれを成す緻密な形状が柔らかな空間を創り出すのだと教えてくれます。鮮やかで温かみを感じられるマテリアルとさまざまな色調が繊細に混じり合い、エレガントでシンプルな空間を創ります。

505 UP designed by Nicola Gallizia

Marteen seating system designed by Vincent Van Duysen

Piroscafo bookcase designed by Aldo Rossi and Luca Meda

そして彼の強烈な個性と、オレンジラッカーやバーガンディの鮮やかな色使いが過去の傑作とモダニズムをつなぐ意匠を生成し、控えめでありながらも目を惹く技と優雅さを空間に生み出すのだと教えてくれます。

Intersection kitchen designed by Vincent Van Duysen

Carlo Scarpa

Tobia Scarpa（トビア・スカルパ）の父であるCarlo Scarpa（カルロ・スカルパ）は、記号的なグラフィックを用いた建築で私たちを刺激します。
ラインやグラフィックサインを幾何学的な背景とリンクさせる手法は、伝統的な日本家屋の障子を思わせます。彼は日本建築をこよなく愛し、最後の時を日本で過ごしました。